チェックリストに該当する方は、地域クラブに行く前にまずはレジャー施設である卓球場で打ってみることをお勧めします。卓球がどんなスポーツか試しにやってみましょう。
- 全くラケットスポーツをしたことがない
- 運動が苦手で空振りばかりしそう
- ボールを前に打ち返せる気が全然しない
卓球場ってどんなところ?
卓球場は、卓球台、ネット、ラケット、ボールなど卓球に必要な物一式が用意された施設のことです。ボーリング場やビリヤード場などに併設されているところが多いです。地域や曜日によって価格は異なりますが「30分300〜600円」が多いようです。1時間で十分楽しめると思います。
何を用意すればいいの?
- 動きやすい服装
- 動きやすい滑らない靴
- ハンカチ
運動着に着替える必要がないのでTシャツGパンなど動きやすい服装で行きましょう。シューズも履いてきた靴でプレーできるのでスニーカーなど動きやすい滑らない靴で行きましょう。少し汗をかくかもしれないので念の為ハンカチを持参しましょう。ラケットもボールもお店の物を借りることができます。借りられるラケットとラバーの性能はあまり良くないですが卓球を初めてやるので道具の質は気にする必要はありません。
当日までの流れ
一緒に卓球をする友達を決めて誘ってみましょう。卓球未経験同士でも問題ありませんが、可能であればラケットスポーツをしたことがある人だと良いです。自分が打ちやすいところにボールを打ってきてくれるかもしれないからです。
卓球場と日時を決めましょう。事前に電話やネットで予約できるところもありますし、待ち時間が気にならなければ予約無しで直接行っても大丈夫です。
何に気を付けてプレーするの?
- 自分が怪我しない:卓球台の角に手やお腹をぶつけないように注意しましょう。
- 他人を怪我させない:後ろの通行人や隣からボールを拾いに来た人に接触しないように注意しましょう。
何よりも怪我に注意してプレーしましょう。
- 周りをよく見る
- ボールをよく見る
- 声を出して楽しむ
怪我をしないさせないために周りをよく見るようにしましょう。始める前に一緒にやる友達に「後ろとか横に人がいて危なさそうだったら言ってね」とお願いしておくといいと思います。代わりに友達が人とぶつからないか気にしてあげましょう。
ボールをよく見てラケットの中心に当てるようにしてみてください。相手のコートの打ちたい方向を見てしまいがちなので、それを我慢してボールを見続けるように意識しましょう。上手くなっていくと忘れがちですがボールをよく見ることが球技で最も大切なことだと思います。
ひとりで集中しすぎないで声を出して楽しさを伝えましょう。自分が上手く打てた時に「わーい!」と喜んだり、友達が上手く打てた時に「ナイス!」と声に出すと、自分も友達もリラックスして卓球を楽しめるようになるはずです。
目標
好きなように打ってみてください。自分の陣地、相手の陣地、バウンド(ボールが跳ねること)回数、ラケットの振り方などは意識しなくて大丈夫です。周囲の人たちに卓球初心者だと気づかれることもどうでもいいので全く気にする必要はありません。目の前の友達とラリー(交互に打ち合うこと)することを楽しみましょう。
ボールを手で拾うことなくまずは10回ラリーを続けることを目標にやってみてください。それができたら次は20回ラリーを目標に、どんどん増やして50回ラリーを最終目標に頑張ってみてください。
繰り返しですが、「怪我しないこと、よく見ること、楽しむこと」だけは意識してください。
卓球は天気の心配がいらないので良いですね。